ノロウイルスによる食中毒や感染に注意しましょう!

ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が増加しており、同時期としては、平成18年に次いで、過去10年間で第2位の水準となっています。
年間の食中毒の患者数の約半分はノロウイルスによるものですが、うち約7割は11月〜2月に発生するなど、この時期の感染性胃腸炎の集団発生例の多くはノロウイルスによると考えられます。
ノロウイルスによる食中毒は、主に、調理者を通じた食品の汚染により発生します。ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。

感染性胃腸炎は1つの病気をあらわすものではなく、多種多様な病原体(細菌、ウイルス、原虫など)による病気のことです。
冬季に集中して発生がみられるものの多くはノロウイルスやロタウイルス等が原因と考えられます。

 

〜感染性胃腸炎の主な原因ウイルスであるノロウイルスの予防方法等を紹介します。〜
ノロウイルスは10〜100個程度のウイルス量で感染する非常に感染力の強いウイルスです。11月から3月までノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎・食中毒が多発します。

★症 状
1.ノロウイルスに感染もしくはノロウイルスを含んだ食品を摂取すると1〜2日後に吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が見られます。
2.主な症状は3日間程度で回復しますが、高齢者や乳幼児では脱水症状などから症状が重くなる場合がありますので注意が必要です。
3.ウイルスの排泄は、数週間続く場合があります。

★主な感染経路
1.汚染されていた貝類(カキなど)を生あるいは十分に加熱しないで喫食して感染します。
2.感染した食品取扱者を介して食品が汚染され、その食品を食べた人が感染します。
3.おう吐物や糞便で汚染された人の手などを介して、人から人へ感染します。

 

★感染防止のポイント(基本的にはロタウイルスも同様です。)
1.手洗いは予防の基本です。
・調理前、トイレの後など十分な手洗いをしましょう。なお、不特定多数の人の手が触れる部分(トイレのドアノブ、水洗トイレの取手、水道の蛇口など)はウイルスに汚染されている可能性があり、そこから汚染が拡大することも考えられます。そこで不特定多数の人の手が触れる部分は定期的に次亜塩素酸ナトリウム(※)などで消毒しましょう。ただし次亜塩素酸ナトリウムは金属腐食性がありますので、使用後はしっかりと水で拭取ってください。
※塩素系の漂白剤(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう)
2.下痢・おう吐のある患者に接する注意点
 ・こまめに手を洗いましょう。(特に用便後)
 ・患者がおう吐した部屋には、立ち入る人を最小限にし、窓があれば換気をしてください。
 ・おう吐物、糞便等を処理する際は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用のうえ処理しましょう。
 ・汚物の付着した床などは、汚物を十分に取り去ってから、次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒しましょう。
3. カキなどの二枚貝については、なるべく生食を避け、加熱して食べましょう。
4.食品を加熱する際は、食品の中心部まで十分に加熱調理しましょう。

 

詳しくは次のページをご覧ください

<厚生労働省ホームページ 〜 感染性胃腸炎(特にノロウィルス)について>

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/norovirus/

(1)ノロウイルスに関するQ&A http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
※参考資料
・感染予防の基本は、まず”手洗い”
おう吐物処理法、今冬の集団発生の状況




 

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更新日:2016/12/28