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国指定重要文化財 安永田遺跡出土鎔笵一括を紹介します

記事ID:0001776 更新日:2020年11月27日更新 印刷ページ表示
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国指定 重要文化財(考古資料)

安永田遺跡出土鎔笵一括(やすながたいせきしゅつどようはんいっかつ)

安永田遺跡出土鎔笵一括
銅鐸鋳型

  • 【所在地】 佐賀県立博物館(佐賀市城内)
  • 【指定日】 平成5年1月20日

 安永田遺跡からは、銅鐸の鋳型片が2個体分5点と、銅矛の鋳型片4個体分5点の、計6個体分10点が出土しており、国重要文化財に指定されています。銅鐸の鋳型はいずれも「福田型」とよばれ、横帯文という帯上の文様を主体としたもので、これらの中には「邪視文」という眼をかたどった呪術的な模様をもつものもあります。また、下部と思われる小破片にはエサをくわれた水鳥が描かれています。この鋳型で作られた銅鐸は大きさ20cm前後の小型のものです。銅矛鋳型は4個体分あり、そのうち3個体分は「中広形銅矛」という種類のものですが、その中の一つを再利用して側面に「中細形銅矛」を彫り込んでいます。
 これらの発見からこの地域では青銅器生産が行われていたことが明らかになりました。

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