○鳥栖市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例

平成20年9月22日

条例第23号

(目的)

第1条 この条例は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号。以下「法」という。)第9条の3第2項(同条第9項の規定により準用する場合を含む。以下同じ。)又は法第9条の3の3第2項(同条第3項の規定により準用する場合を含む。以下同じ。)の規定に基づき、法第9条の3第1項又は法第9条の3の3第1項に規定する一般廃棄物処理施設の設置又は法第9条の3第8項(法第9条の3の3第3項において準用する場合を含む。)に規定する一般廃棄物処理施設の変更に係る届出に際し、市長又は市から非常災害により生じた廃棄物の処分の委託を受けた者(以下「災害廃棄物処分受託者」という。)が実施した周辺地域の生活環境に及ぼす影響についての調査(以下「生活環境影響調査」という。)の結果及び法第8条第2項各号に掲げる事項を記載した書類(以下「報告書等」という。)の縦覧手続並びに生活環境の保全上の見地からの意見書(以下「意見書」という。)の提出の方法を定めることにより、設置又は変更に関し利害関係を有する者に意見書を提出する機会を付与することを目的とする。

(令7条例11・一部改正)

(対象となる施設の種類)

第2条 報告書等の公衆への縦覧及び意見書の提出の対象となる一般廃棄物処理施設(以下「施設」という。)の種類は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号)第5条第1項に規定するごみ処理施設のうち焼却施設及び同条第2項に規定する一般廃棄物の最終処分場(法第9条の3の3第2項の規定に基づく場合にあっては、焼却施設に限る。)とする。

(令7条例11・一部改正)

(縦覧等の告示)

第3条 市長は、法第9条の3第2項の規定により報告書等を公衆の縦覧に供しようとするときは、次に掲げる事項を告示するものとする。

(1) 施設の名称

(2) 施設の設置の場所

(3) 施設の種類

(4) 施設において処理する一般廃棄物の種類

(5) 施設の能力(施設が最終処分場である場合にあっては、埋立処分の用に供される場所の面積及び埋立容量)

(6) 実施した生活環境影響調査の項目

(7) 縦覧の場所及び期間

2 災害廃棄物処分受託者は、法第9条の3の3第2項の規定により報告書等を公衆の縦覧に供しようとするときは、前項第1号から第6号に掲げる事項に加え、氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名を市長へ届け出るものとする。

3 市長は、前項の規定による届出があったときは、第1項の規定に準じて告示するものとする。

(令7条例11・一部改正)

(縦覧の場所及び期間)

第4条 縦覧の場所は、次に掲げるとおりとする。

(1) 市民環境部

(2) 前号に掲げるもののほか、市長が必要と認める場所

2 縦覧の期間は、前条の規定による告示の日から1月間(法第9条の3の3第2項の規定によるものにあっては、1月間を上限として市長が非常災害の状況に応じて定める期間)とする。

(平27条例12・令7条例11・一部改正)

(意見書の提出先等の告示)

第5条 市長は、法第9条の3第2項又は法第9条の3の3第2項の規定により施設の設置又は変更に関し利害関係を有する者は意見書を提出できる旨、意見書を提出する場合の提出先及び提出期限その他必要な事項を告示するものとする。

(令7条例11・一部改正)

(意見書の提出先及び提出期限)

第6条 意見書の提出先は、次に掲げるとおりとする。

(1) 市民環境部

(2) 前号に掲げるもののほか、市長が必要と認める場所

2 前条の規定による告示があったときは、施設の設置又は変更に関し利害関係を有する者は、第4条第2項の縦覧の期間満了の日の翌日から起算して2週間を経過する日(市長が非常災害の状況に応じて期間の短縮を認めた場合はその期間を経過する日)までに、市長に意見書を提出することができる。

(平27条例12・令7条例11・一部改正)

(環境影響評価との関係)

第7条 施設の設置又は変更に関し環境影響評価法(平成9年法律第81号)又は佐賀県環境影響評価条例(平成11年佐賀県条例第25号)に基づく環境影響評価(生活環境影響調査に相当する内容を有するものに限る。)に係る告示、縦覧等の手続を経たものは、第3条から前条までに定める手続を経たものとみなす。

(他の市町との協議)

第8条 市長は、施設の設置に関する区域が次の各号のいずれかに該当するときは、当該区域を管轄する市町の長に報告書等の写しを送付し、当該区域における縦覧等の手続の実施について協議するものとする。

(1) 施設を他の市町の区域に設置するとき。

(2) 施設の敷地が他の市町の区域にわたるとき。

(3) 施設の設置又は変更により、生活環境に影響を及ぼす周辺地域に他の市町の区域が含まれているとき。

(委任)

第9条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

この条例は、平成20年10月1日から施行する。

(平成27年条例第12号)

(施行期日)

1 この条例は、平成27年7月6日から施行する。

(令和7年条例第11号)

この条例は、令和7年4月1日から施行する。

鳥栖市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例

平成20年9月22日 条例第23号

(令和7年4月1日施行)