鳥栖市は先人の礎のもと、豊かな自然と地の利をいかしたまちづくりを進めてきました。

近年、度重なる集中豪雨が全国各地に甚大な被害をもたらす中、本市においても住宅等の浸水被害や道路の冠水が発生し、市民生活をはじめ、農業や経済活動など様々な面に影響を及ぼしています。

気候変動などによる災害や環境問題への迅速な対応が地方自治体に求められる今日、自然環境と共生するライフスタイルを将来の世代へ引き継ぐため、今、私たちには将来に向けた責任ある行動が求められています。

私たちは、自然と環境の調和のとれたこのまちが大好きです。先人から引き継いだこのまちを、今を預かる我々みんなで一緒に手を携えて、この先もずっと素晴らしい鳥栖を守っていきたい。そして、後世に引き継いでいきたいと思っています。

鳥栖市は、ここに2050年度までに二酸化炭素の排出量と吸収量を均衡させ二酸化炭素排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティ宣言を宣明し、行政だけでなく、市民、事業者等が連携した脱炭素社会の実現に向けた取組を進めていきます。