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日本レクリエーション協会が屋内用に改良したペタンクの派生競技で、ニチレクボールとも呼ばれています。
2チームにわかれ、1つの標的に向かってボールを投げ合い、相手より近づけることで得点を競うスポーツです。
室内ペタンクの用具
室内で、ヨコ4m、タテ15mほどの平らなスペースがあれば始められます。
会場の広さや競技をする人に合わせて、コートとして必要なスペースを確保してください。
2人からプレーできます。
じゃんけんで、先攻・後攻を決めます。
先攻チームは、投球サークルの中に立ち、6mから10m先にビュットを投げ入れます。
小学生は距離を短くするなど、競技する人に合わせて変更できます。
先攻チームが、ビュットに向けて第1球目を投げます。
次に、後攻チームがビュットに向けて第2球目を投げます。
赤と青のボールは、1つのビュットを狙って両チームとも同じ場所(投球サークル)から投げます。
両チーム1球ずつ投げたところで、それぞれのボールとビュットまでの距離を確認します。
ここからは、先攻・後攻に関係なく、ビュットに1番近いボールが相手より遠いチームに投げる権利があります。
ビュットとボールの距離が遠いチームが投げたことで味方のボールのほうがビュットに近くなったら、ボールを投げる権利が相手に移ります。
この繰り返しで、両チームとも6球すべて投げ終わったらセット終了です。
室内ペタンクは、ビュットに一番近いボールのチームのみが得点します。
点数は、相手チームの中で一番ビュットに近いボールよりも、ビュットに近い味方ボールの数で、1個を1点とかぞえます。
ビュットからの距離が、一番近い赤ボールまで5cm、2番目に近い赤ボールまで15cm、一番近い青ボールまで30cmだとすると、赤チームは2点獲得。青チームは、このセットは0点です。
セットを繰り返して、先に13点を取ったチームの勝ちとなります。