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化学物質過敏症を知っていますか?

記事ID:0007292 更新日:2024年10月21日更新 印刷ページ表示
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化学物質過敏症を知っていますか?

 化学物質過敏症は、洗剤、柔軟剤、アルコール消毒剤、芳香剤などの日常生活で私たちが何気なく使用している香料等を含む洗剤、柔軟剤、アルコール消毒剤、芳香剤、消臭剤などの日用品に含まれる化学物質に接触することで、頭痛や倦怠感、不眠など多岐にわたる症状があらわれる疾患です。発症するとごくわずかな化学物質に対しても敏感な状態となります。
 あなたにとって便利な「日用品」や気持ちの良い「香り」などが、近くにいる人が困る原因になっていることがありますのでみなさまのご理解をお願いします。

 

化学物質過敏症とは

 化学物質過敏症は過敏という名が示すように、ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ています。最初にある程度の量の物質に暴露されると、アレルギー疾患でいう“感作”と同じような状態となり、二度目に同じ物質に少量でも暴露されると過敏症状を来たします。時には最初に暴露された物質と二度目に暴露された物質が異なる場合もあり、これは多種化学物質過敏症と呼ばれます。
 化学物質過敏症はこのようなアレルギー疾患様の性格だけでなく、低濃度の化学物質に反復暴露されていると体内に蓄積し慢性的な症状を来たすという中毒性疾患に近い性格も兼ね備えています。
 化学物質過敏症は未解明な部分が多い疾患ですが、このようにアレルギー性と中毒性の両方に跨る疾患、あるいはアレルギー反応と急性・慢性中毒の症状が複雑に絡み合っている疾患であると考えています。
(厚生省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症~思いのほか身近な環境問題」パンフレットより引用)

主な症状

嗅覚過敏や目・鼻・喉の刺激症状、皮膚の紅斑、かゆみ、疲労感、頭痛、めまい、吐き気等

原因となるもの

洗剤、柔軟剤、芳香剤、消臭剤などの日用品や化粧品、殺虫剤や虫よけスプレー、農薬、接着剤や塗料、住宅建材、排気ガス暖房等の燃焼ガスなど

対処法

治療法が確立していないため、原因となる化学物質を避けることが、最も有効な対処法と言われています。

あなたにもできること

人が集まるところでは、洗剤、柔軟剤、香水などの香りが過度にならないように配慮しましょう。

殺虫剤、虫よけスプレーなどは、周囲の人に飛びちらないように注意しましょう。

住宅地などで農薬や除草剤などを使用する時は、飛散防止を行いましょう。

 

 佐賀県ホームページ 化学物質過敏症について<外部リンク>

リンク

 シックハウス対策(厚生労働省)<外部リンク>

 化学物質の安全対策サイト(厚生労働省)<外部リンク>

 

このページのお問合せ窓口

●健康増進に関すること
鳥栖市 健康増進課(保健センター)    電話番号 0942-85-3650

●消費生活に関すること
鳥栖市 市民協働課 消費生活センター 電話番号 0942-85-3800

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