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「子育てに困ったとき~子どもの命を守るためにできること~」を開催しました
5月19日(水曜日)田代まちづくり推進センターにて、男女共同参画セミナー「子育てに困ったとき~みんなで子どもの命を守るためにできること~」を開催しました。
講師に、重永侑紀さん(NPO法人にじいろCAP)をお迎えし、家庭や地域で子どもたちを育てていくためのコツや子どもの命を守るためにできることについてご講演いただきました。
まず初めに、昭和から家族の状況がどう変わっていき、現在がひとりの子どもにかかわる人が少なくなっていることや、○○すべきと考えてしまいがちであるが、そういった考えにとらわれず力を抜くことも大切であると話されました。
重永さんは、「子育ての目標は特に9歳ごろまでは、なんとかなるという根拠なき安心や自信、自由に考える力をもつことである。小さなうちはパパやママなど、信頼できる特定の人が間に入り調整(アタッチメント)してもらって、社会とかかわり様々な経験を重ねる中で、自己や周りへの安心感や自信の土台ができ、自分の力で自主的に動いて社会に出ていけるようになる。」と話されました。
最後に、子どもと話すときに「まず共感すること」「キモチを聴くこと」「ありがとうと伝えること」が大事であること、人間の子どもは体験学習のくり返しであり、教えて学ぶのではなく体験して学ぶことなどを話されました。
参加した方からは、「心が軽くなりました。」「これからは、周りの子どもに目を向けて協力したい。」などの感想が寄せられました。