第21回鳥栖市男女共同参画フォーラムを開催しました

令和5年1月28日（土曜日）サンメッセ鳥栖にて、「子どもたちの笑顔のために、今私たち大人ができること～校則や制服から子どものジェンダー問題を考える」と題し、第21回鳥栖市男女共同参画フォーラムを開催しました。　講師には、後藤富和さん（弁護士）をお迎えし、福岡市立警固中学校のPTA会長として、選択できる制服を導入された経験などを基に人権やにジェンダー問題についてご講演いただきました。

後藤さんは、「人権の基本は「自由」であり、人権が制限されるのは他の人権と衝突するときだけである。」「決まりは「目的の合理性」と「手段の相当性」の視点から妥当であるか疑うくせをつけるとよい」と話されました。
また、「子どものジェンダー問題は子どもだけの問題ではなく、大人が考えて変えるべきであること」や「一度変わった決まりも元に戻らないように何度も何度も要求すべきであること」についてもお話しいただきました。

参加した方からは、「普段の生活の中で、知らず知らずのうちに子どもの自由を奪っていたのではないか？これからどうしていくのか？改めて考えることができた。」「多くの人が苦しんだり、つらい思いをしていることを知ることができ、貴重な学びとなりました。」などの感想が寄せられました。