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鳥栖の環境(水質・大気・自動車騒音)
目次
河川の環境~河川水質状況(Bod環境基準別の推移)
鳥栖市では、市内の9河川13か所で河川水の水質検査を行っています。そのうち、川の汚れはBodという指標で表します。Bodについては下記のとおりです。令和5年度は、全体として河川の環境は良好でした。
※環境基準とは?
環境基本法で「人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準」と定義されており、この基準を超えたからといってすぐに健康に悪影響が現れるというものではなく、あくまで目標とする基準です。
採水地点 | 環境基準値 | 令和元年度 | 2年度 |
3年度 |
4年度 | 5年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
大木川(中川原二号橋下流) | A類型(Bod 2mg/L以下) | 1.1 | 0.9 | 0.8 | 1.1 | 0.5 |
大木川(市営住宅北) | A類型(Bod 2mg/L以下) | 1.3 | 1.1 | 0.7 | 1.0 | 0.6 |
秋光川(東田橋) | A類型(Bod 2mg/L以下) | 1.1 | 1.2 | 1.2 |
1.5 |
0.7 |
安良川(安良川橋) | A類型(Bod 2mg/L以下) | 1.1 | 1.1 | 0.2 | 0.9 | 0.4 |
沼川(沼川・逆川合流) | A類型(Bod 2mg/L以下) | 1.3 | 0.9 | 0.9 | 1.8 | 0.7 |
大木川(下橋) |
A類型(Bod 2mg /L以下) |
1.1 | 0.9 | 1.6 | 1.2 | 0.7 |
轟木川(野添橋) | A類型(Bod 2mg /L以下) | 1.5 | 1.2 | 0.7 | 1.3 | 0.6 |
轟木川(横田橋) | A類型(Bod 2mg /L以下) | 1.3 | 1.1 | 0.7 | 1.1 | 0.5 |
轟木川(原田橋) | A類型(Bod 2mg /L以下) | 1.0 | 0.9 | 0.5 | 1.0 | 0.7 |
本川川(本郷橋) | 類型指定なし | 1.1 | 1.2 | 1.1 | 1.3 | 0.7 |
前川(みすみ橋) | 類型指定なし | 1.4 | 1.0 | 0.7 | 1.5 | 0.6 |
西田川(儀徳橋) | 類型指定なし | 0.8 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 0.5 |
薬師川(三郎丸橋) | 類型指定なし | 0.9 | 1.0 | 0.6 | 0.9 | 0.4 |
※Bodとは?
生物化学的酸素要求量。水中の有機物が20℃5日で微生物により無機化されるときに消費される酸素の量です。一般に、この数値が大きくなるほどその河川は汚濁していることを示します。
古くなったてんぷら油や食べ残しなどを台所の流しなどから捨てることで汚れやすくなります。
大気の環境
鳥栖市では、鳥栖市役所屋上で降下ばいじんの測定を行っています。(デポジットゲージ法)
なお、降下ばいじんには環境基準の設定はありません。
令和5年度までのデータは以下のとおりです。
年度 | 不溶解成分(t/k平方メートル/30日) | 溶解性成分(t/k平方メートル /30日) | ばいじん合計(t/k平方メートル /30日) |
---|---|---|---|
令和元年度 | 0.6 | 0.9 | 1.5 |
令和2年度 | 0.6 | 0.8 | 1.4 |
令和3年度 | 0.6 | 2.3 | 2.9 |
令和4年度 |
0.9 |
2.3 | 3.2 |
令和5年度 | 0.8 | 2.7 | 3.5 |
※降下ばいじんとは?
降下ばいじんとは、燃料等の燃焼に伴って発生するばいじんや、風により地表から舞い上がった粉じん等のうち、雨や自重によって地上に降下する比較的粒径の大きなものの総称です。
その他の水質、大気の状況について
大気環境中アスベスト濃度等、その他の水質、大気のデータや情報については、
↠佐賀県環境センターのホームページ<外部リンク>
自動車騒音常時監視
騒音規制法に基づき、高速道路・国道・県道等の主要な道路について、自動車が道路を走行する際の騒音及び建物の立地状況等を調査し、道路に面する地域における環境基準達成状況を把握することを目的としています。
※常時監視とは、状況把握を継続的に行なうことをいい、365日連続して監視をするということではありません。
全国自動車交通騒音マップ
評価区間や測定地点を地図上に表示しています。鳥栖市内の状況も調べることができます。(下図は掲載例)
↠自動車騒音の常時監視結果<外部リンク> (外部リンク:国立研究開発法人 国立環境研究所)
令和5年度の調査結果について
路線名 | 始点 | 終点 | 延長 ( km ) |
---|---|---|---|
鳥栖朝倉線 | 鳥栖市曽根崎町 | 鳥栖市飯田町 | 1.3 |
久留米基山筑紫野線 | 鳥栖市真木町 | 鳥栖市轟木町 | 2.9 |
久留米基山筑紫野線 | 鳥栖市轟木町 | 鳥栖市弥生が丘 | 4.9 |
九千部山公園線 | 鳥栖市河内町 | 鳥栖市永吉町 | 7.4 |
中原鳥栖線 | 鳥栖市江島町 | 鳥栖市高田町 | 6.5 |
データを集計した結果、昼間(6時~22時)及び夜間(22時~6時)とも環境基準値以下であったのは3,883戸(91.5%)、昼間のみ基準値以下であったのは241戸(5.7%)、夜間のみ基準値以下であったのは0戸(0.0%)、昼夜間とも基準値を超過したのは88戸(2.8%)でした。
令和4年度の調査結果について
路線名 | 始点 | 終点 | 延長 ( km ) |
---|---|---|---|
一般国道3号 | 鳥栖市境 | 鳥栖市永吉町 | 0.4 |
一般国道3号 | 鳥栖市永吉町 | 鳥栖市水屋町 | 6.8 |
一般国道34号 | 鳥栖市永吉町 | 鳥栖市轟木町 | 5.0 |
一般国道34号 | 鳥栖市轟木町 | 鳥栖市姫方町 | 4.6 |
データを集計した結果、昼間(6時~22時)及び夜間(22時~6時)とも環境基準値以下であったのは3,800戸(93.0%)、昼間のみ基準値以下であったのは195戸(4.8%)、夜間のみ基準値以下であったのは1戸(0.0%)、昼夜間とも基準値を超過したのは88戸(2.2%)でした。
令和3年度の調査結果について
路線名 | 始点 | 終点 | 延長 ( km ) |
---|---|---|---|
佐賀川久保鳥栖線 | 鳥栖市立石町 | 鳥栖市山浦町 | 2.3 |
佐賀川久保鳥栖線 | 鳥栖市山浦町 | 鳥栖市蔵上 | 2.0 |
佐賀川久保鳥栖線 | 鳥栖市宿町 | 鳥栖市本町 | 1.9 |
鳥栖田代線 | 鳥栖市京町 | 鳥栖市姫方町 | 2.4 |
新鳥栖停車場線 | 鳥栖市幸津町 | 鳥栖市原古賀町 |
0.9 |
データを集計した結果、昼間(6時~22時)及び夜間(22時~6時)とも環境基準値以下であったのは3,554戸(90.6%)、昼間のみ基準値以下であったのは195戸(5.0%)、夜間のみ基準値以下であったのは1戸(0.0%)、昼夜間とも基準値を超過したのは174戸(4.4%)でした。
令和2年度の調査結果について
路線名 | 始点 | 終点 | 延長 ( km ) |
---|---|---|---|
九州縦貫自動車道鹿児島線宮崎線 | 鳥栖市永吉町 | 鳥栖市永吉町 | 0.7 |
九州縦貫自動車道鹿児島線宮崎線 | 鳥栖市永吉町 | 鳥栖市酒井東町 | 3.3 |
九州縦貫自動車道鹿児島線宮崎線 | 鳥栖市永吉町 | 鳥栖市田代本町 | 1.4 |
九州横断自動車道長崎大分線 | 鳥栖市田代本町 | 鳥栖市立石町 | 7.5 |
データを集計した結果、昼間(6時~22時)及び夜間(22時~6時)とも環境基準値以下であったのは218戸(96.5%)、昼間のみ基準値以下であったのは8戸(3.5%)、夜間のみ基準値以下であったのは0戸(0.0%)、昼夜間とも基準値を超過したのは0戸(0.0%)でした。
令和元年度の調査結果について
路線名 | 始点 | 終点 | 延長 ( km ) |
---|---|---|---|
一般国道500号 | 鳥栖市永吉町 | 鳥栖市姫方町 | 1.1 |
久留米基山筑紫野線 | 鳥栖市真木町 | 鳥栖市轟木町 | 2.9 |
江口長門石江島線 | 鳥栖市三島町 | 鳥栖市村田町 | 2.7 |
鳥栖停車場線 | 鳥栖市京町 | 鳥栖市宿町 | 1.1 |
肥前麓停車場線 | 鳥栖市平田町 | 鳥栖市平田町 | 0.2 |
鳥栖停車場曽根崎線 | 鳥栖市京町 | 鳥栖市曽根崎町 | 1.2 |
肥前旭停車場線 | 鳥栖市儀徳町 | 鳥栖市村田町 | 1.2 |
データを集計した結果、昼間(6時~22時)及び夜間(22時~6時)とも環境基準値以下であったのは3,621戸(92.1%)、昼間のみ基準値以下であったのは127戸(3.2%)、夜間のみ基準値以下であったのは1戸(0.0%)、昼夜間とも基準値を超過したのは182戸(4.6%)でした。