本文
鳥栖市の3D都市モデルを整備しました
3D都市モデルの紹介
国土交通省において、現実の都市を仮想空間に再現する3D都市モデルのオープンデータ化事業「Project PLATEAU(プラトー)」が進められており、鳥栖市では令和6年度に市内全域を対象に3D都市モデル(建物や道路等を3次元化したデジタル地図モデル)を整備し、オープンデータ化しました。
公表されたWEBサイトで鳥栖市の3D都市モデル(災害ハザードマップを重ね災害リスクの可視化)を閲覧することができます。
これにより都市活動のシミュレーションや分析など、幅広い利活用がどなたでも可能となりますので、ぜひご活用ください。
今後、本市では当該モデルを様々なまちづくりに活用していきたいと考えています。
Project PLATEAU(プラトー)とは
PLATEAU(プラトー)は、2020年度にスタートした国土交通省の新しいプロジェクトです。
その狙いは、スマートシティをはじめとしたまちづくりのデジタルトランスフォーメーションを進め、人間中心の社会を実現することにあります。
PLATEAUでは、その基盤となる3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進しています。
詳しい内容は、国土交通省のホームページを参照ください。
Project PLATEAU(プラトー)国土交通省HP<外部リンク>(外部サイトにリンクします)
3D都市モデルとは
3D都市モデルとは、建築物、道路、土木構造物等の現実の都市に存在する様々なオブジェクトの三次元形状と意味情報をパッケージとして記述した地理空間データです。
これまでの三次元データとは異なり、
(1)建築物の用途や建築年といった意味情報を保持可能
(2)データ連携やソフトウェア連携が円滑
(3)自治体保有データから効率的に整備可能
(4)地域の課題に応じて保持情報をカスタマイズ可能
といった特徴があります。
3D都市モデルを見る
国土交通省が提供するブラウザベースのwebアプリケーション「PLATEAU VIEW」から3D都市モデルを見ることができます。
「PLATEAU VIEW」国土交通省HP<外部リンク>(外部サイトにリンクします)
※必要環境 CPU: Intel core i5、RAM: 16GB
推奨環境 CPU: Intel core i7、RAM: 32GB
※PLATEAU VIEWの利用環境に関する詳細はこちら<外部リンク>をご参照ください。
※動作環境が重い場合、画面左上の「設定」からグラフィックの品質を「低」に設定することで動作がスムーズになります。
鳥栖市3D都市モデルへのアクセス方法
- 画面左上の「データセット、建築物、住所を検索」をクリック(初期表示は「東京都」が表示されます)
- 「都道府県」⇒「佐賀県」⇒「鳥栖市」の順にクリック
- 「建築物モデル」をクリック
- 画面右側に表示された「移動」をクリック
- 3.で検索した3D都市モデルの「建築物モデル」が表示されます
- 画面右側でLOD1、LOD2の表示切替ができます
- 画面左上の「データセット、建築物、住所を検索」から浸水想定区域など他のデータを追加することもできます
LOD1:直方体の組合せで構成されたモデル(市内全域)
LOD2:屋根や壁などを再現したモデルで、航空写真を用いたテクスチャ画像を貼付(鳥栖駅周辺及び市内の避難施設)
データ追加方法 例:洪水浸水想定区域
- 画面左上の「データセット、建築物、住所を検索」をクリック
- 「都道府県」⇒「佐賀県」⇒「鳥栖市」の順にクリック
- 「洪水浸水想定区域モデル」をクリック
- 「洪水浸水想定区域モデル 筑後川水系筑後川・宝満川他(国管理区間)(鳥栖市)」などをクリック(各河川ごとにわかれています)
- 4.で検索した3D都市モデルの「洪水浸水想定区域モデル」が表示されます
鳥栖市の3D都市モデルはいかがだったでしょうか。今後の活用の参考にいたしますので、アンケート(2分程度)へのご協力をお願いします。以下のURLからアンケートにお答えください。
https://apply.e-tumo.jp/city-tosu-saga-u/offer/offerList_detail?tempSeq=91<外部リンク>(外部サイトにリンクします)
鳥栖市の3D都市モデルを紹介する動画を作成しました
(外部サイトにリンクします)準備中
オープンデータ
鳥栖市で整備したデータは、一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会が運営するG空間情報センターのポータルサイトからダウンロードすることができます。
3D都市モデル「Project PLATEAU」ポータルサイト<外部リンク>(G空間情報センター)(外部サイトにリンクします)