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市立中学校部活動の地域展開について
中学校部活動の地域展開とは
中学校の部活動は、近年、少子化による生徒数の減少により、やりたい部活動が中学校になかったり、部員数が少なく活動ができなかったりするなど、部活動を維持することが難しくなってきています。また、休日の部活動の指導・大会運営や引率などは、教員の勤務により支えられていますが、部活動を指導する教員の負担や長時間勤務も課題となっています。
このような中、将来にわたって子供たちが継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保することを目的とし、学校単位で部活動として行われてきた生徒の自主的・主体的な参加にによるスポーツ・文化芸術活動を、地域全体で関係者が連携して支え、生徒の豊かで幅広い活動機会を保障するため、国において、中学校の部活動を段階的に地域に展開する部活動改革について協議され、最終とりまとめが示されました。
● 「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」最終とりまとめは、こちらをクリックしてください。https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/039_index/attach/1420653_00001.htm<外部リンク>
鳥栖市の現状と課題
本市においても、少子化が進んでいる状況のなか生徒数・学級数が減少傾向にあります。そのため、在籍する学校に希望する部活動がなかったり、部員の減少により活動ができなくなった部活動があります。一方で、部活動教員を指導する先生の中にも、専門性やその意思にかかわらず経験がない競技種目の指導を行ったり、休日の部活動の指導や大会への引率など長時間勤務の実態もあります。
鳥栖市の基本的な考え方について
本市では、今まで教育活動の一環として行われてきた従来の学校部活動の教育的な意義や役割について継承、発展させ、将来にわたり子どもたちが希望するスポーツ活動、文化芸術活動に参加し、親しみ、また、様々な体験をする機会を確保するため、地域全体で支える仕組みの構築を目指すため、これまでの学校単位での取り組みから、学校を含めた地域社会全体の取り組みとなるよう、新たなスポーツ・文化芸術活動環境の構築を目指していきます。
鳥栖市の基本的な進め方について
- 国・県の方針・ガイドライン等を踏まえ、まずは、休日の部活動から段階的に地域展開を進めていきます。
- これまでの学校部活動の関係者による連携や教育的意義を踏まえながら、また、関係者の理解と協力が重要であることから段階的に地域展開をすることが望ましいため、当面は、学校部活動をベースに学校と地域が穏やかに連携していく方法で検討していきます。
- 国が進める部活動地域展開の次期改革期間の「改革実行期間」(前期:令和8年度~10年度,後期:令和11年度~13年度)を踏まえ、令和5年度から令和6年度までの関係者及び関係機関との議論を基に、令和7年度から具体的な取組を検討し、令和8年度からの前期期間において地域展開のスタイルの構築に取り組み、令和11年度(改革実行期間後期)からの具体的な取組、対応について考えてまいります。
部活動地域展開に関するアンケートについて
中学校部活動の地域展開に関するアンケートを、令和7年2月に市立小中学校の小学5年生、小学6年生及びその保護者、中学1年生、中学2年生及びその保護者に対して実施しました。
アンケート結果について公表しておりますので、このURL /soshiki/25/103643.html をクリックしてください。
鳥栖市立中学校部活動地域展開推進会議について
市立中学校の生徒がスポーツ及び文化芸術活動等に継続して親しむ機会の確保に向け、学校部活動の地域展開することを目指し、生徒、教員、保護者及び地域の視点に立ちながら、地域の実情に応じて、実現可能な部活動の地域展開を進めるにあたり、必要な事項を検討するため、鳥栖市立中学校部活動地域展開推進会議(以下「推進会議」という。)を設置しました。
推進会議の委員は、識見を有する者、市立小中学校関係者、保護者代表、スポーツ及び文化芸術関係団体代表者、佐賀県部活動地域展開担当者等15人以内で組織しています。
●鳥栖市立中学校部活動地域展開推進会議委員名簿 [PDFファイル/144KB]
鳥栖市立中学校部活動地域展開推進会議に関しまして、このURL /soshiki/25/104971.html をクリックしてください。
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