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企画展「昭和のくらし」

記事ID:0041182 更新日:2022年7月22日更新 印刷ページ表示
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開催期間

平成21年3月17日~22日

はじめに

年号が「平成」と変わり20年が経過し、現在「昭和」が注目を集めております。(*この企画展の開催時は平成21年でした)
この展示会では、鳥栖にお住いの方々から寄贈を受け、鳥栖市が保管している「昭和」の時代に使用された生活用具や写真資料等を展示し、鳥栖の「昭和」を振り返りたいと思います。
市民のみなさんにとって、すこし前の過去である「昭和」を振り返ることにより、郷土の歴史について触れる機会になりますとともに、文化財に対する理解の一助となることができれば幸いです。

「昭和」という時代

「昭和」は「大正」の後、1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日までの、62年2週間続いた日本最長の年号で、外国の年号を含めても最も長い年号です。
急速な技術進歩を続けた20世紀は、2度の世界大戦に象徴されるように、国土そのものを破壊するような大規模な近代戦争を伴う動乱の時代でもありました。日本でも昭和に入り第1次世界大戦後の好景気から昭和の金融恐慌。また中国では満州事変から日中戦争へと続き、やがて第2次世界大戦に突入するという激動の時代を送ります。
昭和20年の敗戦後、民主主義国家となった日本は、戦後の荒廃から朝鮮戦争の特需をきっかけに経済が回復し、昭和35年頃から昭和45年頃まで高度経済成長を遂げ、アメリカ合衆国に次ぐ経済力と技術力を持つまでに発展し、生活は豊かになり生活や文化の洋風化がすすみました。その後2度のオイルショックを境に高度経済成長は終息し、安定成長時代を経て昭和60年代のバブル景気に突入することになります。
今日「昭和」、主に昭和30年代から40年代に懐古を抱く人が増えているといわれています。時代の変化が進んだことや、人とのつながりが希薄になったこと、現在の経済状況などが関係しているのではないでしょうか。

昭和のくらし 年表 [PDFファイル/377KB]

さまざまな「昭和」の道具

1. 調理の道具

調理の道具
(1)貯蔵用の甕(かめ)
(2)移動式竈(かまど)と羽釜:移動式のコンロと煮炊きをするための釜
(3)手回し製麺機 
(4)炮烙(ほうらく):食べ物を煎るときに使う道具
(5)蒸し器
(6)枡
(7)盥(たらい)
(8)しょうけ
(9)弁当箱
(10)ハエたたき
(11)釣りじょうけ(奥):夏場に炊いたご飯が腐りにくいようにする入れ物
   飯櫃(めしびつ)(手前)

2. 盛り付けの道具

盛り付けの道具
(1)通い徳利:酒や醤油などを買うとき持って行く入れ物
(2)磁器のお碗と皿
(3)漆塗のお膳とお酒やお茶を飲む器
(4)漆塗のお櫃(手前)と湯筒(ゆとう)(奥)
(5)漆塗のお膳とお椀、皿

3. 住まいの道具

住まいの道具
(1)火鉢
(2)湯たんぽ
(3)炭火アイロン(奥)と焼きごて(手前)
(4)扇風機
(5)手回しミシン
(6)教科書(手前)と遊び道具(奥)

4. 生業の道具

生業の道具
(1)舟:醤油を製造するときもろみを絞るための道具
(2)竿秤(さおばかり)と分銅:米や野菜などの重さを計る道具
(3)桶
(4)座繰り機:綿などからつむいだ糸を機織り用に巻き付けるための道具
(5)鋤:地面に差し込んで土を掘り返す道具
(6)鍬:刃を打ち込むことで土を掘り返す道具
(7)鎌

鳥栖の「昭和」の景色

ここでは、戦前から戦中、戦後の高度経済成長期にかけての鳥栖の姿を写した、11枚の写真を紹介します。この貴重な写真は、篠原眞さんから鳥栖市教育委員会に寄贈されたものです。
篠原さんは鳥栖郷土研究会の発起人であり、郷土誌『栖』を発行するなど、鳥栖・三養基郡の郷土史研究に多大な功績を残されました。

昭和の初めごろの蔬菜即売市場 〈昭和の初めごろの蔬菜即売市場〉

鳥栖町役場になった、元の三養基郡役場 〈鳥栖町役場になった、元の三養基郡役場〉

大正時代から昭和10年までの鳥栖警察署 〈大正時代から昭和10年までの鳥栖警察署〉

鳥栖空襲の被害にあう前の日清製粉鳥栖工場 〈鳥栖空襲の被害にあう前の日清製粉鳥栖工場〉

昭和30年代の国道3号曽根崎交差点 〈昭和30年代の国道3号曽根崎交差点〉

昭和37年の水害で水に浸かった田出島と下野 〈昭和37年の水害で水に浸かった田出島と下野〉

昭和30年代の鳥栖駅前から本鳥栖を見る 〈昭和30年代の鳥栖駅前から本鳥栖を見る〉

昭和30年代の鳥栖駅前の商店街 〈昭和30年代の鳥栖駅前の商店街〉

鳥栖駅前と本通の朝の様子 〈朝の鳥栖駅前と本通町〉

本通商店街から鳥栖駅を臨む 〈本通商店街から鳥栖駅を臨む〉

昭和40年代の東町商店街 〈昭和40年代の東町商店街〉

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