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鳥栖市小学校給食センターで作る給食の特徴は?
給食センターの特徴
給食センターで作る給食には、次のような特徴があります。
手作り給食にこだわっています
鳥栖市の学校給食は長年「手作り」をモットーとしてきました。
実際の献立例
献立名:ごはん おでん 即席漬け のりの佃煮 牛乳
おでんのだし汁は昆布と削り節でとりました。おでん種に鶏肉・竹輪・角天・大根・里芋・生揚げ・人参・こんにゃく・うずら卵・昆布を使いました。食材は食べやすい大きさに切っています。だし汁の風味を生かして、薄味に仕上げました。冬にお勧めの献立です。
献立名:ごはん れんこんハンバーグ 小松菜のソテー 大根の味噌汁 牛乳
子どもたちに人気のハンバーグ、手作りすることで季節の野菜や苦手な食べ物を入れて作ることができます。この日は佐賀県産の旬のれんこんを使ったハンバーグです。しゃきしゃきとした食感と手作りのたれでご飯が進む献立です。
献立名:ごはん いわしのすり身焼き 切り干し大根の煮つけ 味噌汁 牛乳
いわしはDHAやEPAという栄養が豊富に含まれており、血液をサラサラにする働きがあります。いわしのすり身焼きは魚がきらいな子どもたちでも見た目がハンバーグのようで、たれも照り焼き味ですので、とても食べやすい献立になっています。
献立名:ごはん 一口ステーキ(ジャポネソース) もやし炒め 白菜スープ 牛乳
一口ステーキは国産牛肉を食べやすい大きさに切ってもらっています。ジャポネソースもにんにく・大根・りんごなどをすりおろして手作りしています。
1日に3献立を作っています
鳥栖市が大事にしてきた「手作り給食」を作るために、市内8つの小学校をA、B、Cの3つに分けて、献立を作っています。
1日に1献立あたり1,730食~1,850食です。
献立例
A献立(田代小・弥生が丘小・若葉小)
ごはん 鮭の塩焼き 茎わかめの炒め煮 のっぺ汁 牛乳
B献立(鳥栖北小・旭小)
ミルクパン コーシチュー アーモンドサラダ 牛乳
C献立(鳥栖小・基里小・麓小)
ごはん 鰆の竜田揚げ 昆布和え さつまいもの味噌汁 牛乳
『日本型食生活』を基本としています
日本の気候風土に適した米を中心に、魚や肉、野菜、海草、豆類などの多様な副食(おかず)を組み合わせて食べる食生活を「日本型食生活」と言います。
「日本型食生活」には次のような特徴があります。
- 健康的で栄養バランスに優れている
- 調理法の工夫などにより、食材の持ち味を活かし、多彩に盛り込むことができる
- 脂質の過剰摂取の抑制、野菜の摂取促進を図る上で効果的である
- 地域で古くから育まれてきた貴重な食文化の継承につながる
鳥栖市の給食は、このような特徴のある「日本型食生活」を基本としています。
米飯給食を週4回実施しています
「日本型食生活」とは、ごはんを主食とし、主菜・副菜に加え、適度に牛乳・乳製品や果物が加わった食事です。ごはん中心の食事は、和・洋・中のどの料理にもよく合います。
鳥栖市では、「日本型食生活」実践のため、米飯給食を週4回程度実施しています。ごはんに合う献立にすることで、「ごはん」のおいしさを子どもたちに伝えたいと思っています。
また、給食に使うお米は鳥栖市産のものを使用し、給食センター内の炊飯室で炊いています。
米飯給食の例
冬至の献立:ご飯・さばの生姜煮・ゆず和え・かぼちゃの味噌汁・牛乳
献立:ご飯・手羽元の照り煮・卯の花の炒り煮・里芋の味噌汁・牛乳