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小学校給食の食材の選定
食材の選定
食材の購入について
鳥栖市では、安全でおいしい給食を作るために、次の基本的な考えのもとに、食材を購入しています。
- 過度に加工されたものは避け、鮮度のよい衛生的な食材を購入します
- できるだけ地場産物とし、旬の食材を購入します
- 加工商品は、原材料の配合割合や、内容表示などが明確なものを購入します
- 購入量は、不要な在庫が生じないように必要量を発注します
食材の衛生管理について
(1)食材の検査について
学校給食における食中毒を予防し、安全な学校給食を提供するため、次のような食材検査を実施しています。
食材の理化学検査などを実施しています(年2回)
「学校給食衛生管理基準」(平成21年文部科学省告示第64号)に基づき、「肉類」、「魚介類」、「野菜類」、「その他」の中から、給食への使用頻度の高いものを選び理化学検査を行っています。
理化学検査とは、腸管出血性大腸菌O157やサルモネラ菌等の細菌が食材にどのくらい付着しているか、残留農薬などがどのくらいあるのかを検査するものです。
平成26年度の検査結果
一般細菌や大腸菌群は、通常の食品に付着している数値で、異常はありませんでした。
また、O-157やサルモネラなどは付着しておらず、異常はありませんでした。
分析項目 |
分析結果 |
|||
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検査した食材 |
鶏もも肉 |
きゅうり |
さんま |
えのきだけ |
一般細菌数 |
11,000 |
160,000 |
34,000 |
230,000 |
大腸菌群数 |
140 |
120 |
2000 |
11000 |
腸管出血性大腸菌O-157 |
陰性 |
陰性 |
陰性 |
陰性 |
黄色ブドウ球菌 |
陰性 |
陰性 |
陰性 |
陰性 |
サルモネラ(※1) |
陰性 |
- |
- |
- |
腸炎ビブリオ(※2) |
- |
- |
陰性 |
- |
ピリダベン・ジメトモルフ・トリフルラリン(※3) |
- |
0.01未満 |
- |
- |
- (※1)サルモネラは、特に鶏、牛、豚などの家畜の腸内に保菌しているため、鶏肉に検査をしています。
- (※2)腸炎ビブリオは、沿岸の海水中に広く生息するする細菌のため、魚に検査をしています。
- (※3)ピリダベン・ジメトモルフ・トリフルラリンは、農薬に含まれる物質のため、野菜に検査をしています。
*精白米やパンに使用する小麦は、納入業者に年1回以上の残留農薬検査を実施していただいています。
食品の日常点検を実施しています(毎日)
食材が納入される際、係員が、規格(大きさなど)、鮮度(異臭や変色がないか)、異物の有無などを確認しています。
(2)納入業者の衛生管理について
食材を納入ただく業者の方に、次のことを求めています。
- 学校給食に従事する方は、健康診断を年1回以上受けていただいています。
- 保健福祉事務所の衛生管理指導の調査を年1回以上受けていただいています。(青果、精肉、鮮魚、豆腐、こんにゃく、麺、味噌、パンの納入業者)
- 納入前に腸内細菌検査を実施していただいています。(パン、こんにゃく、麺、味噌の納入業者)