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九州国際重粒子線がん治療センタープロジェクトの概要と鳥栖市の取り組みについて
プロジェクトの概要
経済界、医療界、大学、行政からなる産学官共同のプロジェクトであり、民間主体として日本初の重粒子線がん治療施設です。
線種・治療装置 |
[開院時] |
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設置場所 | 佐賀県鳥栖市 九州新幹線「新鳥栖駅」前 |
事業スキーム |
[医療運営等] |
事業費 | 150億円程度 |
まちづくりの新たな顔としての期待
これまでは、重粒子線がん治療施設は兵庫県より東側の地域にしかないため、遠くまで行かなければ重粒子線がん治療を受けることができませんでした。今回の取り組みにより、市民のみなさまには身近な場所に重粒子線がん治療施設(九州国際重粒子線がん治療センター)が開設されることとなります。
本市に開設される施設は、高速道路・鉄道など陸上交通の利便性に優れ、かつ佐賀空港、福岡空港に近い場所に立地することからも、九州全域をはじめ、中国・四国地方などから、あるいは海外からの利用が見込まれています。
このように、九州国際重粒子線がん治療センターは、みなさまの安全・安心の向上に役立つ施設であることは勿論のこと、海外も視野に入れた広域交流の促進や地域間連携の拠点となる役割を果たすなど、本市の将来にわたるまちづくりの核(顔)となることが期待されています。
このようなことから、本市は、九州国際重粒子線がん治療センターの開設について、佐賀県、関係機関・団体との連携を図りながら、事業の推進に取り組んでまいります。
鳥栖市による支援
市は、サガハイマットの開設にあたり、次の支援を行っています。
- 公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団への出損金(300万円)
- 土地の無償貸与
- 20年間の固定資産税等免除
- 公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団への施設整備補助金
(平成25年度から5年間で合計4億5,000万円)