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[重粒子線がん治療」市民講演会を開催しました(平成24年12月)

記事ID:0002869 更新日:2020年11月25日更新 印刷ページ表示
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 平成25年5月、国内では4か所目、九州では初となる重粒子線がん治療施設「九州国際重粒子線がん治療センター」(愛称:サガハイマット)が九州新幹線新鳥栖駅前に開設されます。
 今や、日本人の2人に1人はがんにかかる時代。こんな時代だからこそ、自宅近くで最先端のがん治療を受けることができる施設の誕生は、私たちにとって、万一の場合への備え=安心に繋がるものと期待が高まります。
 市では、「九州国際重粒子線がん治療センター」の概要をお伝えするとともに、重粒子線がん治療体験者2人をお招きし、体験報告を通じて重粒子線がん治療に関する理解を深めていただきたいと考え、市民講演会を開催いたしました。

開催日

平成24年12月1日(土曜日)12時30分開場/13時開演

開催場所

鳥栖市民文化会館小ホール

入場者数

344人

アンケート結果

市民講演会の開催にあわせてご来場いただいた方々にアンケートを書いていただきました。

アンケート集計結果[PDFファイル/386KB]

アンケートでのご質問と回答

ご来場いただいた方からのご質問につきまして、公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団などからご回答いただいていますので紹介いたします。

質問1

ガンの早期発見がいかに大事かどの講演を聞いても話されますが、どういう検査をすれば、また、血液検査でどの程度のことが分かるのでしょうか?

回答1

がんの検診には、身体の部位によって多くの種類があります。
内視鏡検査やX線、MRI、PET/CTなどの画像検査、また超音波検査や血液検査などがあり、部位や症状によって使い分ける必要があります。すべての検査を受けるのはとても大変ですので、定期的に健康診断や人間ドックを受けられるのが良いと思われます。1年に一回PET/CTを受けるのも早期発見には効果的ですが、それなりの費用も必要になります。いずれにしても定期的な検診が一番だと思われます。
血液も部位によって多くの腫瘍マーカー検査があります。基本的には腫瘍マーカーの変化だけでがんの確定はできません。数値の変化はあくまでも目安ですので、画像検査や内視鏡などの検査と組み合わせて最終的な診断がなされることになります。
定期的な検診を続けながら、自分の体調でおかしいところがあれば、そこを重点的に検査するのが良いのではないでしょうか。詳しくは、掛かり付けの医師とご相談ください。

質問2

個人病院からの紹介でなくても受診できるのでしょうか?

回答2

基本的には、がんと診断できるレベルの施設であれば、病院の大小や公的病院、個人病院の区別はありません。
センターとしては、紹介状とがんの診断に必要とされた検査データを提供していただければ、受診可能です。

質問3

治療対象外として、過去に放射線治療を受けているガンとあったが、なぜなのでしょうか?

回答3

過去に放射線治療を受けたことがある患部は、周囲の細胞を含めて何らかの変化を起こしています。放射線治療を受けた患部に重粒子線を照射した場合に、どのような副作用が起こるのかわかっていないため、治療対象外としています。

質問4

入院できるような施設も必要ではないか?

回答4

重粒子線がん治療は体を切らずにがんを治療できるので、高齢者や体力に不安のある患者さんにとって体への負担が少なくてすみます。サガハイマットは入院病床を設けず、通院で治療するというのが大きな特徴です。このため、例えば午前中に治療して、午後からはいつもと同じように仕事や家事をすることができるという良さがあります。ただし、他の病気や体調によっては入院が必要な場合もありますので、周辺の医療機関に入院して治療に通っていただくことになります。このため周辺の医療機関との連携・協力体制をしっかりと築いていきます。

質問5

先進医療保険とはどうすれば入れるのですか?

回答5

最近では、民間保険会社各社から先進医療に係る費用をカバーするような保険商品が多く販売されています。保険の加入方法や条件などは各社異なりますので、詳しくは各保険会社にお問い合わせください。

質問6

治療費をもう少し安くできないものでしょうか?

回答6

先進医療の治療費の設定は、その算出方法が定められています。このため治療装置や建屋の建築費が高額になると、必然的に治療費も高額となります。法的基準に沿った金額であることをご理解ください。

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