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市指定重要文化財(建造物) 西法寺の四脚門を紹介します

記事ID:0001762 更新日:2020年12月7日更新 印刷ページ表示
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西法寺の四脚門(さいほうじのしきゃくもん)

西法寺の四脚門
西法寺の四脚門

  • 【所在地】 鳥栖市蔵上町(西法寺)
  • 【指定日】 昭和48年3月7日

 西法寺は、寺伝によれば大同年中(806~809)に弘法大師によって開かれ、その後亨禄年中(1528~1531)に浄土真宗の寺院になったと伝えられています。
 四脚門は、かつて田代宿内(現:田代大官町)に所在した浄土真宗「筑紫御坊」の山門を明治2年(1869)に移築したものです。総欅造、1間一戸の四脚門で、屋根は切妻造りの本瓦葺で、大棟の両端に鯱(しゃち)、屋根の四隅に唐獅子を配しています。全般的に華麗で軒先の出が深く、屋根の広がりが門の規模のわりには豊かで、全体を豪壮なものにみせており、市内に現存する数少ない江戸時代の優れた木造建築物として貴重なものといえます。

 本蟇股(横材の間に入れて荷重を支える部材)に五七桐(ごしちのきり) 十六葉菊の彫刻がみられますが、これは対馬藩主である宗家の家紋の1つで、この門が宗氏の寄進で建立されたことがわかります。建立時期は、同じ五七桐 十六文葉菊文の装飾がみられる田代上町の建築物と同時期(元文5年(1740)頃)と思われますが、全体的に新しい建築様式が混在しているため、天保14年(1843)頃の修理で大きく改変されているものと推定されます。

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