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市指定重要文化財(石造建造物) 蔵上の六地蔵を紹介します

記事ID:0001766 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示
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蔵上の六地蔵(くらのうえのろくじぞう)

蔵上六地蔵 蔵上六地蔵塔身
蔵上の六地蔵

  • 【所在地】 鳥栖市蔵上町(西法寺北側)
  • 【指定日】 昭和53年4月14日

 仏教ではすべての人々(衆生:しゅじょう)は三悪道(地獄道・餓鬼道・畜生道)、三善道(修羅道・人間道・天道)の6つの冥界を輪廻転生(りんねてんせい:生と死を繰りかえすこと)するとされています。
 六地蔵とはこの六道においてそれぞれの衆生の苦しみを救うという壇陀(だんだ)・宝珠(ほうじゅ)・宝印(ほういん)・持地(じち)・除蓋障(じょがいしょう)・日光(にっこう)の六種の地蔵菩薩のことです。
 これら6体の地蔵の像を彫り、民間信仰の対象とする風習は、平安時代の終わり頃から始まるようですが、室町時代になると道祖神(どうそしん:道路を行き交う人々を守る神)信仰とも結びつき、街道沿いや集落の入口などに多く建てられるようになりました。
 墓地や道端で見られる六地蔵には、1基の石塔の6面に彫り込んだものと、1尊ずつ6体並べるものとがありますが、蔵上町のものは前者です。
 天文22年(1553)の紀年銘があり、年代の明らかなものでは市内で最も古いものです。残念ながら表面の風化の状態がひどくて他の文字は判読できず、造った動機・由来などについては不明です。
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