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国指定天然記念物 カササギ生息地を紹介します
カササギ生息地(動物・生息地)
カササギ
- 【所在地】 佐賀県内の16市町(鳥栖市を含む)、福岡県筑後地方の市町
- 【指定日】 大正12年3月7日
カササギは、佐賀では「カチカチ」という鳴き声にちなんで「カチガラス」とも呼ばれ、親しまれています。佐賀平野を中心に一部福岡県・長崎県・熊本県の有明海沿岸地域にも生息地が広がっています。なぜこの地区にしか生息していないのかはわかっていません。
カラスに比べてひと回り小型の鳥で、外見は黒く、羽から胸にかけて白色をしています。
小枝などを用いた巣作りを、12月から3月まで行う習性があり、よく電柱などに見かけます。4月に入ると巣立ちの時期になり6月くらいまで続きます。文化財保護法では捕獲したり、傷つけたりする行為は禁じられています。また巣の撤去については文化財保護法に基づく許可が必要です。