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県指定重要文化財(考古資料) 藤木遺跡出土 四葉座連弧文鏡1面を紹介します

記事ID:0001783 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示
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藤木遺跡出土四葉座連弧文鏡(ふじのきいせきしゅつどしようざれんこもんきょう) 1面

藤木遺跡出土銅鏡
四葉座連弧文鏡

  • 【所在地】 鳥栖市宿町(鳥栖市教育委員会)
  • 【指定日】 平成20年3月14日

 藤木遺跡は九千部山系から延びる標高10~20mの低位段丘の東南端付近に立地し、弥生時代の集落跡と墳墓、中世の集落跡などが確認されています。
 弥生時代の遺構としては、前期後半~中期中頃の土坑2基・甕棺墓(かめかんぼ)5基、後期の環濠と推測される溝1条・竪穴住居跡2軒、土壙墓(どこうぼ)4基などが見つかっています。
 四葉座連弧文鏡は石蓋土壙墓から出土しています。死者をほうむった墓壙は、平面が長軸1.9m、短軸0.5mの隅丸長方形で、鏡は東隅の底面から完形の鏡を半分に割り、鏡面を上にして重ねた状態で発見されました。後漢時代の中国で作られた鏡で、直径は13.2cm、内側に櫛歯文と8個の連弧文などを組み合わせた文様帯が、中央には宝珠形のちゅう座があります。

 当時のこの地域のリーダーが、大陸地の交流に深い関わりを持っていたことがうかがえます。

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