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県指定重要文化財(考古資料) 平原遺跡出土並木式土器3点を紹介します

記事ID:0001784 更新日:2021年2月25日更新 印刷ページ表示
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平原遺跡出土並木式土器(ひらばるいせきしゅつどなみきしきどき)3点

並木式土器
並木式土器

  • 【所在地】 佐賀市城内(佐賀県立博物館)
  • 【指定日】 平成20年3月14日

 平原遺跡は、柚比町字平原・大久保(現在の弥生が丘)に所在し、杓子が峰(標高312m)から東に延びる丘陵群の末端部にあたります。遺跡の中心は弥生時代ですが、丘陵の扇状地部分の下層から縄文時代中期の集石遺構と並木式土器をはじめとする遺物が出土しています。
 この並木式土器は器形は深鉢形で、上の方には指による凹線文と、竹などの工具を使った押引文や連続刺突文がほどこされるのが特徴です。文様は口縁部から胴部上部に限られています。胎土には滑石の粉末が多く混ぜ込まれています。

 平原遺跡で見つかった並木式土器は、全体の形がわかるものとして佐賀県初のもので非常に良い資料であることから、県の重要文化財に指定されました。

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