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市指定重要文化財(歴史資料) ヒャーガンサン古墳石室を紹介します

記事ID:0001789 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示
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市指定 重要文化財(考古資料)

ヒャーガンサン古墳石室

ヒャーガンサン古墳石室
ヒャーガンサン古墳石室

ヒャーガンサン古墳外観
ヒャーガンサン古墳の外観

  • 【所在地】 鳥栖市弥生が丘7丁目(梅坂公園)
  • 【指定日】 平成16年4月19日

 ヒャーガンサン古墳は、鳥栖市と基山町の境界近くにある八ツ並金丸遺跡(やつなみかなまるいせき)の標高56mの丘陵に所在していた古墳で、古墳時代後期(約1,450年前)に築造されたものです。平成10年~11年にかけて発掘調査を実施した結果、墳丘は円墳で直径20m、高さ2m、石室は複室両袖型の横穴式石室を持つ古墳であることがわかりました。全長は4.8m、玄室の長さは3.1m、幅は最大2.2m、高さは最大2.2mの規模です。
 この古墳には赤色の装飾文様が石室の奥壁に描かれています。中央に径25cm、右側に径15cmと25cmの中心部に点が付された円文が配されています。
 なお、古墳の名称である「ヒャーガンサン」という地名は、「灰岩山」「拝願山」の字を当てて由来とする説や「這わせる神様(ハウ・カンサン)」がいる場所という意味でこの名が付いたとする説などがあります。

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