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リチウムイオン電池等は絶対に燃えるごみに入れないでください
埼玉県川口市のごみ処理施設で火災が発生し、ごみ収集が一時ストップ
令和7年1月3日、埼玉県川口市のごみ処理施設で火災が発生し、川口市では、一般ごみの収集を一時停止する事態となりました。
この火災の原因は、まだ特定できていないものの、誤って一般ごみの中に捨てられたリチウムイオン電池や発火の可能性があるオイルなどが火災につながった可能性があると見られています。
本市のごみ処理を行っている施設でも火災が発生しています
リチウムイオン電池を原因とした火災は全国的に多発しており、リサイクルプラザ(佐賀県東部環境施設組合)では不燃ごみの選別中において火災が発生したことがあります。
また、ごみ収集車が燃やせるごみを収集中、モバイルバッテリーがごみ収集車内で圧縮等の外的原因により出火したケースもあります。
幸いなことに、その時の火災では、今回の川口市のように、一般ごみの収集を停止するような大事には至りませんでしたが、最悪の場合、2市3町のごみ収集が一時ストップし、住民生活に大きく影響を及ぼしていた可能性があります。
適切なごみの分別をお願いします
リチウムイオン電池はスマートフォンやゲーム機器、電子タバコ、掃除機など、身の回りのあらゆる製品に内蔵されています。
出展元:(公財)日本容器包装リサイクル協会
次のリサイクルマークのついたリチウムイオン電池等については、電気店等のリサイクルボックスの設置協力店にあるリサイクルボックスでの回収を優先し、リサイクルボックスがお近くにない場合や、リチウム電池を取り出せない時は、「資源物」(乾電池)として排出してください。
出展元:(公財)日本容器包装リサイクル協会
鳥栖市ホームページ - モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)等のごみの出し方について
また、殺虫剤、消臭スプレーやヘアスプレー等のエアゾール缶なども燃やせるごみとして廃棄すると火災の原因になります。
これらのスプレー缶がごみ収集車の回転盤で押し潰されると、可燃性ガスが漏洩し、ごみの圧縮時に発生した火花等により引火して出火することがあります。
このため、スプレー缶等は、必ず、火気のない風通しの良い屋外で、中身を抜く作業・ガス抜き作業を行ってください。近くの火気や静電気で引火することがあり危険ですので、作業は十分注意してください。なお、穴をあける必要はありません。
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