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県指定史跡 庚申堂塚古墳を紹介します

記事ID:0001759 更新日:2020年11月27日更新 印刷ページ表示
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県史跡

庚申堂塚古墳(こうしんどうづかこふん)

庚申堂塚古墳の画像
庚申堂塚古墳

庚申堂塚古墳石室の画像
庚申堂塚古墳石室

  • 【所在地】 鳥栖市神辺町庚申堂
  • 【指定日】 昭和50年2月24日

 柚比遺跡群の南端部に当たる標高50mの丘陵上に所在する前方後円墳です。古墳の頂上に「庚申尊天(こうしんそんてん)」と刻まれた石碑が建っているため、そう呼ばれるようになったと思われます。
 主軸はほぼ南北方向で、後円部が南に位置します。全長約60m、前方部幅約48m、後円部径約32m、高さ約5mの規模です。墳丘は2段に築かれており(二段築成)、葺石(ふきいし)が、前方部と西側面に残っています。過去に円筒埴輪(えんとうはにわ)片が採集されていることから、当時は葺石に覆われ、円筒埴輪が並べられていたと思われます。また東側と西側に周溝と思われる凹地が見つかっています。後円部には奥行き約4m、幅約2.5m、高さ約3mの横穴式石室が南西方向に開口しており、石室内の壁面はベンガラ(酸性鉄)で全体が赤く塗られていました。
 副葬品としては、やじり・やりがんな・馬具といった鉄器と、須恵器などが出土しており、6世紀中頃に造られた有力豪族の墳墓と思われます。
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