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県指定重要文化財(美術工芸品・彫刻) 木造{男神像、女神像}2躯を紹介します

記事ID:0001792 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示
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木造{男神像、女神像} 2躯

木造男神像・女神像
左:女神像 右:男神像

  • 【所在地】 佐賀市城内(佐賀県立博物館)
  • 【指定日】 平成23年3月25日

市誌編纂事業に伴う市内の神社仏閣調査において、幸津天満神社で確認された木造(男神像、女神像)2躯です。冠と袍(ほう)を着けた男神と和装の女神で、男神像は高さ55.7センチ、女神像は高さ42.8センチで、男神像の顔立ちから11~12世紀(平安時代後期)に制作とされたと考えられます。
仏の姿の神像ではなく貴人の姿にあらわす神像としては県内最古のもので、一木(いちぼく)作りの簡素な構造や抽象化を志向する技法には、神像彫刻の特色がよくあらわれていることから、県の重要文化財に指定されました。

平安時代後期における県内の神道文化の水準の高さをしめす好例であり、当代の貴人の姿をあらわす県内唯一の作品としても評価されています。
現在、佐賀県立博物館に保管されています。

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