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教科「日本語」の取組
鳥栖市では、平成27年度から、全小中学校で教科「日本語」を実施しています。
小中一貫教育の大きな柱として、「豊かな日本語を身に付け、鳥栖市を愛し、次世代を担う子ども」の育成をめざして、言語や文化、礼儀作法について「楽しみ」「親しみ」「味わう」学習を展開しています。
教科「日本語」の目標
日本の言語や文化に親しむことにより、日本語の持つ美しさや、日本人が持っている感性、情緒を養い、日本人としての教養を身に付け、我が国の言語や文化を継承し、新たな創造へとつないでいく態度を育てる。
教科「日本語」の内容
- 言語活動を通して、表現力・コミュニケーション能力を身に付ける学習です。
- 日本の古典や詩歌等の有名な文の朗読暗唱を通して、日本語の響きやリズムを楽しみ、味わう学習です。
- 鳥栖市や佐賀県、日本の伝統文化に親しむ学習です。
- 挨拶の仕方、人と接するときのマナーの大切さを学び、身に付ける学習です。
領域 |
具体的内容 |
---|---|
言語 |
詩 ことわざ 慣用句 方言 等 |
伝統的言語文化 |
昔話 神話・伝承 俳句 短歌 漢詩 論語 古文 等 |
伝統文化 |
かぞえ歌 伝承あそび 川柳 能楽 狂言 歌舞伎 落語 |
礼儀作法 |
あいさつ 日本の衣食住文化 (マナー検定) 等 |
教科「日本語」の実際
各学校で、以下のような教科「日本語」の授業が展開されています。
教科「日本語」教科書に込めた思い
教科「日本語」教科書の裏表紙には、以下のようなロゴを掲載しています。
日本語や日本文化について、子どもたちが興味関心を膨らませ、
「知りたい」という思いから、主体的に学んで教養を深め、
「使いたい」という思いから、主体的に学んだ教養を実生活に生かし、
そして、「伝えたい」という思いから、主体的に身に付けた教養を周りの人や後世に広め、継承していく。
そんな子どもたちの学ぶ姿を願い、この教科書を作成しました。
お知らせ
教科「日本語」教科書は、一般の販売はしておりません。
鳥栖市立図書館や、市内のまちづくり推進センターで閲覧できるようになっておりますので、ぜひ、足をお運びください。
教科「日本語」教科書
鳥栖市立図書館の特設コーナー
地域ボランティアの募集
教科「日本語」の取組の中で、ゲストティーチャーとして授業のお手伝いをしていただける方を募集しています。
現在、俳句、川柳、古典、礼儀作法、和食、陶芸、茶道、華道等でゲストティーチャーを招聘した授業が行われています。
教育委員会では、教科「日本語」に係る「人材バンク」を作成しています。授業のお手伝いができる方に、「人材」バンクに登録していただくことで、学校からの要請により授業のお手伝いをしていただきたいと考えております。ご協力いただける方は、学校教育課(85-3520)まで、ご連絡ください。
市報「とす」の教科「日本語」特集
2015年1月号
(No.1184)[PDFファイル/12.79MB]
2015年6月号
(No.1189)[PDFファイル/14.35MB]
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