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日ごろからの防災対策

記事ID:0002908 更新日:2020年11月25日更新 印刷ページ表示
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災害を教訓として

鳥栖市で発生した大規模な災害としては、昭和28年の大水害があげられます。この水害では、筑後川など大きな河川が決壊し、市内でも死傷者が出るなど、甚大な被害をもたらしました。
また、平成3年9月の台風17号・19号では、佐賀県内で128人の死傷者を出し、市内にも甚大な被害をおよぼしました。
日本全国でみると、平成7年1月の阪神・淡路大震災、平成23年3月の東日本大震災、そして、平成28年4月に発生した熊本地震のように甚大な被害をもたらす大地震が多数発生しています。
平成17年3月におきた福岡県西方沖地震では、鳥栖市でも震度5弱を観測し、地震はいつどこで起きてもおかしくない災害であることを熊本地震の事例からも再認識させられました。
また、平成24年7月に続いて平成29年7月九州北部豪雨では、近隣の福岡・大分両県で大きな被害が発生し、近年増えている集中豪雨の恐ろしさをあらためて実感させられました。
しかし、恐ろしかった災害の記憶も、黙っていれば時間の経過とともに次第に忘れられていきます。
自然災害による被害を軽減するためには、市民のみなさん一人ひとりの備えが大変重要です。過去の災害を教訓として災害に備えましょう。

自分の身は自分で守る

災害が発生すれば、市や防災関係機関は、その復旧に全力で取り組みます。
しかし、防災を他人まかせにしているだけでは、災害から身を守ることはできません。大地震などでは道路が遮断されたり、多くの場所で被害が出たりするため、すぐに救出してもらえるとは限らないからです。
まず自分の身や自分の家族は自分達で守るよう、日頃から災害に対して備えておくことが大切です。

年に1度は家族で確認

実際に災害が発生したとき、家の中で、または外出先で、家族がそれぞれどのような行動をとるべきか、『家族の安全は家族全員で守る』ために、年に一度は家庭で防災対策を話し合い、次のことを確認しましょう。

  • 緊急時の連絡方法(災害時伝言ダイヤル「171」の利用など)
  • 家具の転倒防止など家の中の安全確保
  • 家族の役割分担の確認
  • 非常持ち出し品の準備と保管場所の確認
  • 家庭内備蓄品の確認
  • 町区などで行われる防災訓練への参加
  • 避難所と避難路の確認

非常持ち出し品・備蓄品を準備しましょう

大規模災害が発生すると、水や電気などのライフラインがストップし、物流が途絶えるおそれがあります。また、物の需要が一気に高まり普段買えていたものが買えなくなるおそれもあります。災害時に必要なものは日ごろから準備しておくことが重要です。
非常持ち出し品・・・災害から避難するとき最初に持ち出すもの。入れるものは両手が使えるリュックサックが望ましい。取り出しやすいところに保管。
備蓄品・・・災害から復旧するまでの数日間を支えるもの。

(非常持ち出し品・備蓄品の例)
非常食 調理なしで食べられる缶詰、栄養補助食品。備蓄品なら3日分。できれば1週間分。
飲料水 備蓄品なら大人一人あたり1日3リットル。3日分。できれば1週間分。
救急用品 ばんそうこう。消毒薬。胃腸薬など。持病がある場合はお薬手帳。
衛生用品 マスク、簡易トイレ、ウエットティッシュ、ティッシュペーパーなど。
生活用品 手袋、タオル、ナイフ、ライター、雨具、ラップなど
避難用品

懐中電灯、ヘルメット、ロープなど

情報用品 携帯電話等の充電器、予備バッテリ。携帯ラジオなど
貴重品 健康保険証のコピー。公衆電話を使用するための10円硬貨など
個別用品 女性の生理用品、こどものミルクや紙おむつ、ペット用品など

★ローリングストック法という考え方
非常持出し品、備蓄品は揃えたら終わりではありません。自分のストレス(負担)にならないように定期的に非常用品を確認することを習慣づけでおきましょう。ローリングストック(回転備蓄)法では、災害用保存食ばかりでなく、消費期限が長い缶詰やレトルト食品を多めに購入しておいて、消費したらその分補充しておくと自然と備蓄し続けられるという備蓄の仕方です。

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