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風水害に備えて

記事ID:0002909 更新日:2020年11月25日更新 印刷ページ表示
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風水害は地震などと違って、雨の状況や予測、風の強さなどを知ることができます。気象庁が発表する警報や注意報などの情報に注意して、いつも適切な対応ができるようにしましょう。
情報を集める手段としては、テレビ・ラジオ・電話などがありますが、がけの亀裂や水位の変化といった身近な環境の変化にも注意してください。

  • 停電に備えて懐中電灯やラジオを準備しておく。
  • 断水に備えて飲料水を確保しておく。
  • 避難に備えて貴重品などの非常持出品を準備しておく。
  • 気象情報を注意深く聞く。
  • 浸水などのおそれがあるところでは、土のうを用意したり、家財道具を高い場所へ移す。
  • 高齢者、乳幼児、病人、障害者などは安全な場所(部屋)へ移動する。

大雨に備えて

佐賀県で発生する災害のうち、その半分は大雨による災害です。大雨は、6月から7月の梅雨期に最も多く、次いで8月・9月の台風シーズンとなっています。
大雨の降り方には、

  • 短時間(1~3時間)に集中して降る
  • 長時間降り続いた結果、降水量が多くなる
  • 長時間降り続く中で、短時間に集中して降る

などに分けられ、このうち3つ目の大雨の降り方が、特に大きな災害を引き起こします。
鳥栖市でも昭和28年6月に大水害を経験していますが、その後の河川改修等により徐々にその被害は減少しています。
しかし、最近の傾向として、狭い地域に限定して起こる集中豪雨や都市型水害(宅地開発等により自然の貯水機能が低下し、雨水が直接、下水や河川に流れ、下水や河川の処理能力を超える)が多くなってきています。
雨による被害を最小限に抑えるためには、テレビやラジオなどで情報を得るとともに、日頃から土のうを準備したり、側溝等の清掃を行うなどの備えが必要です。

1時間の雨量と災害発生状況
1時間の雨量 災害発生状況
10~20ミリ 雨音で屋内にいても話し声がよく聞こえず、この状態が長く続く時は注意が必要
20~30ミリ 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模のがけ崩れがおきる
30~50ミリ 道路が川のようになり、山崩れ・がけ崩れが起きやすくなる
50~80ミリ 滝のように降り、マンホールから水が噴出する
土石流が起こりやすい
80ミリ以上 雨による大規模災害が発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要

台風に備えて

熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が毎秒17m以上のものを「台風」と呼び、下記の表のとおり分類されています。台風は、通過するコースによって被害の程度が変わり、台風の進行方向に向かって東側の地域では、西側に比べて強い風が吹くため、長崎方面を通過するときの風、特に通過後の吹き返しの風には注意が必要です。
また、台風による被害を最小限に抑えるため、テレビやラジオなどで情報を得るとともに、強風に備えて屋根瓦を固定したり、雨戸を閉めるなど事前の準備を行い、植木鉢や看板、プロパンガスのボンベのような戸外の倒れやすいものは除去したり固定するなど、万全の備えをしておきましょう。
台風における人的被害は、台風に伴う大雨の場合を除いては、その大半が台風通過中に不用意に戸外に出て行くことで発生しています。台風通過中は、強風により瓦やトタン板などが飛んで来るうえ、歩くのにも不安定な状況になりますので、むやみに外に出ないようにしましょう。

想定被害(風速は、10分間の平均風速)
風の強さ

被害(目安)

風速10m/s 傘がさせない
風速15m/s 看板やトタン板が飛びはじめる
風速20m/s 小枝が折れる
風速25m/s 瓦が飛び、テレビアンテナが倒れる
風速30m/s 雨戸がはずれ、家が倒れることもある

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